東京でのペーパードライバー講習の実際のケース
ペーパードライバー講習を受けてみようかな・・とお考えのあなた
は実際のペーパードライバー講習がどんな感じで進んでいくのか
実際のケースをお伝えします。
・お客様
東京都中野区の30歳女性
・ペーパードライバー歴
約10年(今までで3-4回程度)合宿免許で取得
・目的
仕事で都内の運転(江東区発 - 都内各所)
・教習時間
合計9時間(3時間 × 3回)
■ペーパードライバー講習、東京 初日(3時間)
・江東区内、お客様ご指定場所にてお待ち合わせ
※東大島駅に比較的近かったので、今回は弊社がペーパードライバー講習で頻繁に
使う東大島駅近隣の道路へ約5分程度移動。
移動しながら、お客様のご希望や、運転状況など確認させて頂きました。
・東大島駅周辺の、落ち着いた環境で車のスイッチ類、アクセルブレーキなど
出発前のご説明をさせて頂く。
※☝上記地図中心の川の右手・東大島駅周辺の道路を使って開始しました。
こんな感じの道です。↓
・この公園周辺は直進、右左折、一時停止など落ち着いて開始が出来、ペーパードライバーの
方も安心して運転が可能です。
初回の3時間の内、
・約30分・・・ヒヤリング、運転前、説明と、スイッチ類説明
・約1時間・・・・車のコントロール、基本走行と一時停止、優先道路、非優先道路 走行の安定
・約1時間・・・・優先、非優先道路の左折、右折の安定化
・約30分・・・・ストレスの少ない、信号ある交差点での右左折
概ねこんな感じの時間割で進んで行きとても良い感じで終了出来ました。
基本走行が安定してきた感じです。
全くゼロに近いカタチで概ねすが、3時間で上記のような進捗が一般的です。
進捗に従い少しずつ走行範囲を広げていくのですが、今回は範囲上記地図に出ている地域で
すべての工程を十分に練習が出来ました。
※2回目は初回教習の5日後でした。
※数日から1週間程度、間を空けることを推奨しております。
技能として定着する期間が必要で、その後の反復が効果的です。
■ペーパードライバー講習、東京 2回目(3時間)
まず、最初に初回の道路へ移動度して、前回の反復を行いました。
※30分前後
その後の内容は、
・信号の右左折の繰り返しをしつつ、一般道(主に片側一車線道路)の
走り込み。
かなり、様々な道路を走行しました。(この時間がその後にすごく大事です)
※1時間は道路の構造理解、数多くのシチュエーションへの対応の基本。
※1時間は前半の反復に加えて、ミラーの活用(適宜後方確認)を加えて行きました。
・2車線道路へ移動しつつ、車線変更の距離感の把握をして頂きました。
※30分
走行範囲は概ね下記の地図内です。
真ん中の赤いポイントが東大島駅です。
駅を中心に道を選びながらドンドン走行範囲を広げて行きました。
地図をご覧頂くとわかると思いますが、かなり多種多様な道路があります。
広かったり狭かったり、住宅地もあれば実は商店街もございました。
ここでの走行で様々な判断、道路の事情などかなり多くの事がお客様のハラに落ちてきました。
本日までで、車のコントール、信号の右左折、一般道走行とルールと判断の基準などが
概ね終了出来ました。
一般的な進捗場となります。
残るのは、車線変更の実践と駐車となります。
■ペーパードライバー講習、東京 3回目(3時間)
まず、最初に前回の反復を行いました。
コントール、優先、非優先、各種一般道走行、車間距離、
ミラーの活用など、
※30分前後
・実地で車線変更の教習
※1時間
上の地図をご覧ください、今回は国道14号線が大きな複数車線道路となっており
車線変更、都心部走行へ慣れていくには最適な環境でしたのでそちらを使い
教習。
・駐車の基本教習
※1時間
・全体見直し
※30分
途中途中にナビを使っていただき、ナビの感覚も少し見て頂きました。
3日間にわたり、とてもスムーズに全体を網羅出来たスケジュールと進捗、出来具合
でした。
ここまでの、コントロールとルールの理解、判断、安全確認が出来てきますと
ここから先は経験知のほうが大きくなってくるレベルです。
例えば同じ道路でも、毎回状況は変化しますし、すべきことは毎回しなくてはなりません。
東京であれ千葉、埼玉であれ公道を走行するする限り状況、環境で一つとして全く同じという事は
ありません。
他の物事も、同じですがペーパードライバーの方も気を付けるべきは慣れてきた頃です。
わかって来た、出来てきている、と思うと慢心が生まれますが状況は毎回変化しますので
常に自分を戒めて運転頂くようお願いして終了となりました。
やはり、お客様の笑顔がうれしいです。
何かを身につけるとは、出来ることが増えるという事です。
ペーパードライバーが運転を身につけ、一人で運転出来るようになる、これは
出来る事が増える事で受講したすべての方が笑顔をお見せになります。
それが、我々の励みです。